テレビ朝日系バラエティ番組『ビートたけしのスポーツ大将』が、今秋から27年ぶりにレギュラー番組として復活することが29日、発表された。NHK大河ドラマや、日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』などが放送されている毎週日曜(19:58~20:54)という激戦区に参戦する。
同番組は、1985年から90年までレギュラー放送され、2015年に25年ぶりに特番として復活。2020年東京オリンピックでメダルを狙う天才キッズと、現役のトップアスリートや現役を引退したレジェンドのガチンコ対決を繰り広げ、その後も毎年放送されてきた。
そして、2020年まで3年を切ったこの秋から、レギュラー番組として復活。大会委員長のビートたけしに加え、特番で共演してきたナインティナインも引き続き登板する。
たけしは「一世を風靡(ふうび)した番組が帰ってくるというのは非常に珍しいことですし、その司会にまた私なんかを使ってくれることも非常にありがたいと思っています(笑)」とコメント。「自分がやれそうな競技には参加したい。ジジイの力で目に物を見せてやります!」と意気込みを見せた。
また、100m走の名物キャラクター・北野暴流闘(ボルト)くんのモデルは引退したが、「ちょっと手直しして『サニブラウン君』とか『なんとか飛鳥君』とか名前を変えちゃえばいい(笑)。なんだったら『ボブ・ヘイズ君』でもいいし、カール君を復活させてもいいかな。呼び方を変えれば大丈夫(笑)」と楽観視している。
なお、同枠で放送中の『人生で大事なことは〇〇から学んだ』は終了。2001年から続いてきたABCテレビの制作枠も、テレ朝制作枠に変更され、ABC制作のゴールデンタイムの全国ネット枠は、火曜20時台『名医とつながる!たけしの家庭の医学』と21時台『世界の村で発見!こんなところに日本人』の2枠となる。