アスクは6月16日、ZOTAC製グラフィックスカードの新モデルとして、NVIDIA GeForce GTX 1080 Tiを搭載した「ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti ArcticStorm」と「ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme Core Edition」を発表した。6月17日の発売を予定し、店頭予想価格は「ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti ArcticStorm」が税別119,800円前後、「ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme Core Edition」が税別104,980円前後。

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti ArcticStorm

オリジナル設計の薄型ウォーターブロックを備え、本格水冷システムに対応する。水冷ヘッドに加え、大型のアルミニウム製ブロックにより、効果的な熱伝導を実現。また、内径10mmのチューブやG1/4ネジをサポートし、幅広い機器との互換性を確保する。アクリルパーツ部分はカスタマイズ可能なLEDを装備する。

高負荷時でも発熱を抑え、安定供給を行う16+2フェーズの電源回路を搭載。さらにGPUの 電源供給を最適化する制御チップ「Power Boost」も備える。

主な仕様は、CUDAコア数が3,584基、ベースクロックが1,506MHz、ブーストクロックが1,620MHz、メモリクロックが11,010MHz、メモリは352bit接続のGDDR5X 11GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16、補助電源は8ピン×2。出力端子はHDMI 2.0×1、DVI-D×1、DisplayPort 1.4×3。本体サイズは約W300×D148×H43.5mm。

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme Core Edition

ベースクロックのほか、ブーストクロック、メモリクロックを引き上げたオーバークロックモデル。ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti ArcticStormと同じく、16+2フェーズの電源回路と「Power Boost」を搭載する。

冷却クーラーがオリジナルの「IceStorm」を採用。3基の90mmファンに加えて、銅製ヒートパイプ、大型アルミフィンを組み合わせて、高い冷却性能を備える。

主な仕様は、CUDAコア数が3,584基、ベースクロックが1,607MHz、ブーストクロックが1,721MHz、メモリクロックが11,200MHz、メモリは352bit接続のGDDR5X 11GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16、補助電源は8ピン×2。出力端子はHDMI 2.0×1、DVI-D×1、DisplayPort 1.4×3。本体サイズは約W325×D148×H56mm。