ウエスタンデジタルジャパンは3月10日、同社の公式Facebookページにて、「WD」ブランド初のPCIe接続SSD「WD Black PCIe SSD」の国内販売開始を発表した。256GBモデルと512GBモデルをそろえる。価格はオープン。

M.2 2280フォームファクタのSSD。インタフェースはPCIe 3.0x4で、NVMeをサポートし、従来のSATA接続を超える高速なデータ転送を可能とする。シーケンシャルリードは最大2,050MB/秒、シーケンシャルライトは256GBモデルが700MB/秒、512GBモデルが800MB/秒。ランダムリードや170,000IOPS、ランダムライトは130,000IOPS。システムやアプリケーションの起動、タスクの切り替えなどを高速化できるとしている。

広範なサーマルスロットリングに加えて、電源管理アルゴリズムにより過熱を防止することで、データの保護や効率的な電力消費、ハイパフォーマンスを実現するという。

また、パフォーマンスや容量の監視、ファームウェアのアップデートが可能な「WD SSD ダッシュボードソフトウェア」が無料ダウンロード可能。耐久性(TBW:Total Byte Written)は256GBモデルが80TB、512GBモデルが160TB。製品保証は5年間。