東芝のブラウン管テレビ「FACE 36ZP50」(2000年発売)

東芝映像ソリューションは、特定家庭用機器再商品化法(以下、家電リサイクル法)に基づき、テレビのリサイクル料金を4月1日から改定すると発表した。

現在のリサイクル料金は、16V型以上が2,700円、15V型以下が1,700円となっているが、4月1日以降は16V型以上が2,200円、15V型以下が1,200円に値下げされる(価格はすべて税別)。

新料金の適用条件については次のとおり。

  • 管理票(家電リサイクル券)の交付年月日(ユーザーの引取日)が2017年3月31日以前の日付以外のもので、かつ指定引取場所への引渡日が2017年4月1日以降のもの

  • 管理票の交付年月日が2017年3月31日以前の日付で、かつ指定引取場所への引渡日が2017年5月1日以降のもの

新しい料金は1台当たりの額で、全国で同一の料金となる。また、小売業者や市町村等の収集運搬料金が別途必要だ。

値下げの理由について東芝映像ソリューションは「更なる処理の効率化と製造業者等の業務の効率化など、費用の削減が進んだため、適正なリサイクル料金を検討した結果、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)第20条に基づき料金改定を行うもの」としている。さらに、「今後もリサイクルコスト削減の努力を継続し、費用が一定程度下がれば、料金改定を行っていく」との方針を示している。