スマートLED照明「Phillips Hue」、色温度を変えられる白色の新モデル

フィリップス ライティング ジャパンは12月6日、スマートLED照明「Phillips Hue」シリーズの新製品として、色温度の変更に対応した白色バージョンとなる「ホワイトグラデーション」を発表した。12月中旬から発売し、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、「Phillips Hueホワイトグラデーション スターターセット」が14,800円、単体のLED照明が3,400円、ディマースイッチ(専用リモコン)が2,800円。

Phillips Hueシリーズは、スマートフォンやタブレットの専用アプリで多彩な操作を行えるスマートLED照明。アップルの「Apple HomeKit」にも対応しており、iOSデバイスのSeriを使った音声コントロールも可能だ。

これまでの製品は約1,600万色のカラー変更をサポートしてたが、新モデルのホワイトグラデーションは「白色」に特化したLED照明。これまでのPhillips Hueシリーズとは異なり、「ブリッジ」を使わずにLED照明とディマースイッチだけで使える。E26の口金に装着できるため、特別な配線工事は不要だ(E26を新たに設置する場合は工事が必要)。

ディマースイッチは、ホワイトグラデーション シングルランプ(LED照明本体)のオンオフだけでなく、プリセットされた4つの「ライトレシピ」を切り替える役割を持つ。ライトレシピは、具体的には色温度を変えるものだ。内容は以下の通り。

• 集中する(昼光色、6,500K)
• やる気を出す(昼白色、5,000K)
• 本を読む(電球色、2,200K～2,700K)
• くつろぐ(電球色、2,200K～2,700K)

なお、ラインナップのひとつ「スターターセット」には、ホワイトグラデーション シングルランプ×2個、ディマースイッチ×1台、ブリッジ×1台が同梱される。スマホアプリやSeriによるコントロールには、ブリッジが必要だ。

ホワイトグラデーション シングルランプの主な仕様は、口金がE26、消費電力が最大10W、平均寿命が25,000時間、明るさが800ルーメン(1m、4,000Kの場合)。ディマースイッチの本体サイズはW70×L115×D14mm、重量は130g(プレート含む)、ホワイトグラデーション シングルランプとの通信距離は約12mとなる。