ASUSTeK Computerは11日、Intel H110を搭載したMini-STXサイズのマザーボード「H110S1」を日本市場向けに発売した。店頭予想価格は税込11,500円前後。

Mini-STXは、Intelが提唱する新フォームファクタ。サイズはW140mm×147mmとMini-ITXよりも小型となる一方で、TDP 65WまでのCPUに対応。スティックPCやNUCよりもシステムに柔軟性を持たせられる点が特徴だ。

独自のデジタル回路「DIGI+ VRM」や、メモリを過電流から守るヒューズ、過電圧に対する保護回路、高耐久LANポート、ステンレス製バックパネルという5つの保護機能「5X PROTECTION II」に対応し、高い信頼性を備える。

また、CPUファンとケースファンの回転速度を温度に応じて細かく制御できるファンコントロール機能「Fan Xpert」、UEFI BIOSの設定画面から更新が可能な「EZ Flash 3」、UEFI BIOSののトラブル時に復旧が可能な「CrashFree BIOS 3」といった機能を搭載する。

ソケット LGA1151
チップセット Intel H110
メモリ DDR4 2133MHz×2(最大32GB)
拡張スロット -
ストレージ SATA 6Gb/s×2、M.2(SATA/PCIe接続対応)×1
ネットワーク GigabitEthernet×1(Intel I219V)
サウンド High Definition Audio(Realtek ALC3236)
フォームファクタ Mini-STX
そのほか USB 3.0×3(Type-A×2、Type-C×1)、USB 2.0×1、HDMI×1、DisplayPort×1、オーディオジャック×1など
店頭予想価格 税込11,500円前後