マウスコンピューターは5日、ゲーミングPC「G-Tune」ブランドから、デスクトップ版Intel CoreプロセッサやノートPC向けNVIDIA GeForce GTX 1080、17.3型4K液晶などを搭載したハイエンドモデル「NEXTGEAR-NOTE i7900」シリーズを発売した。BTOにも対応する。

「NEXTGEAR-NOTE i7900」シリーズ

最上位「NEXTGEAR-NOTE i7900PA1」の標準構成価格は429,800円(税別)。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700K(4.00GHz)、チップセットがIntel Z170、メモリがPC4-1700 64GB(16GB×4)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1080 8GB、光学ドライブは搭載しない。ストレージは1TB SSDと2TB HDDで、SSDは512GB M.2 PCIe 3.0 x4 NVMeのSamsung SM951が2台(計1TB)、RAID 0構成になっている。OSはWindows 10 Home 64bit版だ。CPUとGPUは、Windows上のGUIツールでオーバークロックが可能。

CPUのオーバークロックツール

GPUのオーバークロックツール

17.3型の液晶ディスプレイはノングレア(非光沢)タイプで、解像度は3,840×2,160ドットの4K-UHDだ。Adobe RGB比100%の広色域パネルを採用している。本体のヒンジ部分にはステレオスピーカーを、底面にはサブウーファーを配置。

テンキー付きのキーボードは、マルチキーロールオーバーに対応する。フルカラーLEDバックライト、Windowsキー無効化、キー割り当て変更といったカスタマイズも可能だ。ゲームでよく使うW/A/S/Dキーには、キーキャップ外周にフレーム表示を追加しており、バックライトと合わせて視認性を高めている。

LEDバックライトを備え、マルチキーロールオーバーに対応したキーボード

最大4画面の4K同時出力が可能

通信機能としては、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN(最大867Mbps、2×2)、Bluetooth 4.2+LEを搭載。そのほか主なインタフェース類は、SD/SDHC/SDXCカードリーダー(UHD-II対応)、200万画素Webカメラ、USB 3.1 Type-C×2(うち1つはThunderbolt 3共用)、USB 3.0×4、HDMI、Mini DisplayPort×2、ヘッドホン出力(S/P DIF光出力と共用)、マイク入力、ライン入力、ライン出力、指紋センサーなど。バッテリ駆動時間はJEITA 2.0で約2.6時間。本体サイズは約W418×D295.3×H40.9mm、重量は約4.5kg。

中位モデル「NEXTGEAR-NOTE i7900GA1」の標準構成価格は349,800円(税別)。最上位モデルとの主な違いは、メモリがPC4-1700 32GB(8GB×4)、ストレージがSamsung SM951 SSD(512GB M.2 PCIe 3.0 x4 NVMe)+1TB HDD、無線LANが最大433Mbps(1×1)のIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LANであること。

下位モデル「NEXTGEAR-NOTE i7900BA1」の標準構成価格は299,800円(税別)。中位モデルとの主な違いは、CPUがIntel Core i7-6700(3.40GHz)、メモリがPC4-1700 16GB(8GB×2)、ストレージが480GB SATA SSDであること。また、CPUのオーバークロックには対応していない。