日本HPは15日、小型デスクトップPC「HP Pavilion Wave 600」シリーズ(4モデル)を発表した。同社の直販サイト「HP Directplus」で同日より販売を開始するが、製品の発送は9月末からとなる。価格は64,800円から(税別)。

HP Pavilion Wave 600(ディスプレイは別売)

ファブリック素材で本体をくるんだデスクトップPC。スピーカーはBang&Olufsenブランドだ

背面のインタフェース類

中身はぎゅうぎゅう

600-a031jpエントリーモデル

「HP Pavilion Wave 600」は、「トライアングラーフォーム」という三角柱型デザインを採用した小型デスクトップPC。本体はコンパクトにまとめられており、フットプリントが小さいので机上のちょっとしたスペースに置いておける。外装はファブリック素材でくるみ、天板部分には、内蔵スピーカーの音を外部360度に拡散するパラボラリフレクターを設けた。スピーカー径は55mmと大きく、Bang&Olufsenのサラウンドシステムの採用で、バランスの良いナチュラルなサウンドを出力する。

HP Pavilion Wave 600

主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100T(3.20GHz)、チップセットがIntel H170、メモリがPC4-17000 4GB×1(最大16GB)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home 64bit。

通信機能として、Gigabit Ethernet有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.2を搭載。インタフェース類は、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×3、HDMI×1、DisplayPort×1、メディアカードリーダー、Windows 10のCortana対応マイクなど。本体サイズは約W173×D168×H259mm、重量は約2.9kg。コンパクトタイプのワイヤレスキーボードと光学マウスが附属する。

600-a051jpスタンダードモデル

CPUにIntel Core i5-6400T(2.20GHz)を、メモリにPC4-17000 8GB×1(最大16GB)を搭載するモデル。価格は69,800円(税別)。そのほかの仕様はほぼ共通。

600-a052jpスタンダード(グラフィックス搭載)モデル

ストレージに128GB M.2 SSD(NVMe)+1TBHDDを搭載するモデル。価格は84,800円(税別)。ディスクリートGPUとしてAMD Radeon R9 M470を搭載し、グラフィック性能が強化されている。その他の仕様は「600-a051jpスタンダードモデル」とほぼ共通。

600-a072jpパフォーマンス(グラフィックス搭載)モデル

CPUにIntel Core i7-6700T(2.80GHz)を搭載するモデル。価格は99,800円(税別)。ストレージが強化されており、128GB M.2 SSD(NVMe)+2TB HDDを搭載している。その他の仕様は「600-a052jpスタンダード(グラフィックス搭載)モデル」とほぼ共通。