TBSほかにて放送中のTVアニメ『はんだくん』。その最新情報をお届けするラジオ『はんだらじお~島﨑信長と興津和幸のきっさマウンテンで待ち合わせ~』の公開録音イベントが2016年8月7日(日)、アニメイト新宿にて開催された。

イベントには、パーソナリティの半田清役・島﨑信長、川藤鷹生役・興津和幸、そしてゲストの近藤幸男役・山下大輝が出演。3人がステージに登場すると、会場は大きな歓声に包まれた。

今回のイベントは、ちょうどアニメイト新宿で実施されていた「はんだくんミュージアム」の会場を貸し切って行われたため、「はんだくん」関連の展示物に囲まれての開催となった。会場の至る所に原作者・ヨシノサツキ氏の落書きがちりばめられており、出演者もその落書きや、会場の展示物に関してトーク。アフレコの裏話なども飛び交い、ほかの出演者たちとの和気あいあいとした現場の雰囲気が感じられた。

そんなフリートークのあとには、「お手紙いただきました」のコーナー。番組に届いたお便りを紹介する、いわゆるふつおたのコーナーだ。この番組では手書きのお便りも募集しており、今回もその中からいくつかが紹介され、その後、客席から募集したメッセージも一部紹介されたが、なんとヨシノサツキ氏からのメッセージも登場。そんなサプライズもありつつ、コーナーを通して出演者が客席との交流を楽しむ姿が見られた。

続く「となりのクラスの半田君」コーナーは、自分の学校や職場にいる王子様キャラについてのお便りをもとに、その半田君度を0%~100%で判定するというもの。今回投稿されたお便りは情報量多めの内容で、そのためか逆に判定に悩む面々。最終的にゲストの山下がどんな結果を下したかは、現在公開中のラジオでチェックしてほしい。

その後行われた「書道家への道」では、書道家・半田清を目指して、パーソナリティの2人、そしてゲストの山下が書道にチャレンジ。毎回、衣装が汚れないようにとスタッフが用意した雨カッパを着用しているこのコーナーだが、いよいよその姿で書道する姿をお披露目となった。島﨑、興津、そして山下もカッパを着用して取り組んだ文字は「はんだぐん」。どんな文字が出来上がったのかは、公式サイトやTwitterにて。

そして、「アニメイトチャンネル」限定コーナー「はんだ劇場」のコーナーがスタート。川藤は勘違いされてばかりの半田くんの数少ない理解者であるということで、島﨑と興津にも以心伝心ぶりを発揮してもらうというコーナーで、「キャラクター設定」「シチュエーション」「物語の結末」の3つのお題を組み合わせて即興会話劇を披露するのだが、予想外の展開に陥り、なかなか結末までたどり着けないこともしばしば。山下も含め、今回は観客の前で実施することになった3人は、無事に最後まで話をまとめることができるたのか? 終始客席から笑い声が聞こえる内容となったこのコーナー、全貌はアニメイトチャンネルにて。

そうして最後のコーナーも終わり、イベントもエンディングに。実は今回がキャスト出演の初のイベントだったということで、それに参加できて嬉しいと語る山下。そして、客席が楽しんでくれている姿が見れてほっと一安心する島﨑と興津だった。アフレコ現場も引き続き笑いの絶えない収録が行われているとのことで、今後もにぎやかで楽しいストーリー展開にぜひご注目いただきたいというメッセージとともに、公開録音イベントは幕を閉じた。

なお、このイベントで収録されたラジオ音源は、現在アニメイトチャンネルアニメイトタイムズdアニメストアにてそれぞれ配信中。アニメイトチャンネルでは、動画でラジオを楽しむことができ、さらに限定コーナーの「はんだ劇場」も配信されている。いずれのサイトも期間限定配信なので、早めにチェックしておきたい。なお、イベントの動画映像は10月26日発売のBlu-ray&DVD Vol.2にも収録予定となっている。

(C)ヨシノサツキ/スクウェアエニックス・はんだくん製作委員会