LGエレクトロニクス・ジャパンは26日、DLP方式のLEDプロジェクター「Minibeam」シリーズとして、バッテリを内蔵する「PH450UG」と「PH150G」を発表した。9月16日から順次発売する。店頭予想価格(税別)は、PH450UGが71,000円前後、PH150Gが39,000円前後。

PH450UG

PH450UG

「PH450UG」は、最大解像度1,280×720ドットの超短焦点モデル。短い距離から大画面を投映でき、投映距離と画面サイズは7cmで約40インチ、33cmで80インチとなる。光源にLEDライトを用いることで、ランプ寿命が従来モデルから約6倍延長し、ランプ交換の手間やコストを削減できる。

側面のインタフェース

本体にはバッテリを内蔵し、約2.5時間のバッテリ駆動が可能。ワイヤレス機能としてBluetoothを搭載し、Bluetoothスピーカーやイヤホンなどと接続して音声を出力できる。PC、スマートフォン、タブレットなどと無線LAN接続して映像を投影するWi-Fi Directにも対応。別売りのDLP-LINK対応の3Dメガネを用意することで、3D映像の視聴も行える。

本体にはUSBポートを備え、USBストレージに保存されているファイルの再生が可能だ(動画、画像、音声、およびドキュメントファイルの簡易再生)。ドキュメントファイルの対応ファイル形式は、xls / xlsx / doc / docx / ppt / pptx / txt / pdfなど。

主な仕様は、輝度が450ルーメン、コントラスト比が100,000:1、画面サイズが40~80型。映像入力インタフェースはHDMI×1(MHL対応)。1W+1Wのスピーカーも内蔵する。本体サイズはW132×D200×H85mm、重量は1.1kg。

PH150G

PH150G

「PH150G」は、最大解像度1,280×720ドットのコンパクトモデル。店頭予想価格は39,000円前後(税別)。本体の大きさは115mm四方の手のひらサイズで、重量も460gと携帯性に優れている。

主な仕様は、輝度が130ルーメン、コントラスト比が100,000:1、画面サイズが10~100型、投写距離が34cm~349cm。映像入力インタフェースはHDMI×1(MHL対応)。1Wのモノラルスピーカーも内蔵する。本体サイズはW115×D115×H45mm、重量は0.46kg。3D映像の視聴には対応しない。そのほかの機能や仕様は「PH450UG」とほぼ共通。