NVIDIAは14日(現地時間)、「Mirror's Edge: Catalyst」が同社の画面キャプチャ機能「Ansel」に対応したと発表した。対応ドライバの提供も開始する。

「Ansel」はGeForce GTX 1080と同時に発表された新機能で、従来の画面キャプチャ機能にないさまざまな機能が追加されている。Kepler世代以降のGPUで対応する。

「Ansel」によって提供される機能

従来の画面キャプチャ機能では、ユーザーが見ている画面のみキャプチャすることができないが「Ansel」ではゲーム中にポーズをかけ、許可された範囲内でカメラの位置を動かしたり、拡大が可能なことに加え、キャプチャした画面にポストプロセスでエフェクトをかけることができたり、360度ステレオなどの新しい画面キャプチャが可能になる。

視点をゲーム内で許可されている範囲内で調整できる

角度も変更できる

フィルターをかけることもできる

360度ステレオでの画面キャプチャ

「Ansel」は、ドライバ側とゲーム側の両方で対応が必要になるが、NVIDIAではほとんどの場合、ゲーム側への統合は1日未満で可能だとしている。

「Ansel」のコードブロック

「Mirror's Edge: Catalyst」に続いて、「Witcher 3: Wild Hunt」でAnselの実装が予定されていることに加え、「Tom Clancy's The Division」「The Witness」などのタイトルが対応するという。

今後も対応タイトルの拡大が予定されている