エン・ジャパンは6月24日、「仕事でのミス」に関する調査の結果を発表した。同調査は、2016年4月21日~5月25日、同社サイト「エンウィメンズワーク」を利用する女性790名を対象に、インターネットで実施している。

「仕事でミスをしてしまった経験はあるか」を聞いたところ、99%が「ある」、1%が「ない」と回答した。

「仕事でミスをしてしまった際に、一番大事だと思うことは何か」を聞くと、1位は「言い訳をせず状況を正確に報告する」(32%)だった。次いで2位は「とにかく早く上長に報告する」(28%)、3位は「再発させないよう、次に生かす」(26%)。以降、「迷惑をかけた人にきちんと謝罪する」(10%)、「失った信頼を取り戻すべく次の仕事をがんばる」(3%)と続いた。

「仕事でミスをしてしまった際に、一番大事だと思うことは何ですか?」

仕事でミスした際の印象的なエピソードを聞くと、「入社直後に慣れない仕事で毎日何かしらのミスをしていた。そのときの指導係の人が、毎回上司に一緒に報告しに来てくれた。上司も優しかったので怒られることはなかったが、かなり心強かった。私も指導する立場になったとき、新人がミスをしたら、必ず同じように上司には私から報告するようにした」(29歳)、「ミスをして泣きそうな程、自己嫌悪にさいなまれ、きつく注意されることも覚悟していました。上司は『ミスは誰でもします。仕事量がきつくてつらいなら言ってくれればフォローを皆でします。1人で働いている訳ではないので。ミスしたその後の姿勢が大事です』と言葉を頂いた」(37歳)などの声が寄せられた。

「仕事でミスしないために、工夫していることは何か」を質問すると、最多は「見直し&確認をしっかり行う」(77%)だった。次いで「何でもメモをする」(57%)、「過去のミスから学ぶ」(54%)、「整理整頓」(33%)、「ToDoリストを作る」(25%)、「業務を詰め込みすぎない」(21%)と続いた。

「仕事でミスをしないために、工夫していることは何ですか?」(複数回答可)