アニメーション史上、全米歴代No.1のオープニング記録を樹立したディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)で、ファンから絶大な人気を誇るウミガメのクラッシュの再登場シーンが23日、公開された。

『ファインディング・ドリー』クラッシュ再登場シーン公開

日本でのディズニー/ピクサー歴代興収1位を記録した『ファインディング・ニモ』の続編となる本作は、忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが、カクレクマノミのニモ&マーリン親子と共に、家族を見つける冒険を繰り広げる物語。前作の人気キャラクターが再登場するが、登場シーンが限られているにも関わらず人気を集めているのがクラッシュだ。東京ディズニーシーのアトラクション「タートル・トーク」に登場するほどの人気ぶりを誇るクラッシュは、「最高だぜぇ~!」「うぉ~!」の掛け合いで知られ、世界中で愛されている。

このたび公開されたのは、ただ一つ忘れられなかった家族の思い出の秘密を求めて旅立つドリーと、マーリン&ニモを、クラッシュが"カリフォルニア州モロ・ベイの宝石"まで連れて行くという重要なシーン。ニモの父マーリンは激しい海流に酔い気味だが、豪快なクラッシュは「最高だろぉ~!」とマーリンにおかまいなし。「兄ちゃん、吐くんだったら甲羅の後ろまで行って体乗り出して、遠くに飛ばしてくれよなぁ~」とアドバイスすると、クラッシュの息子スクワートが「それ、魚のえさやりって呼んでるんだ」とかわいい声で教え、コミカルなやり取りには前作へのオマージュが込められている。

一方、激流にも余裕な様子のドリーとニモは、クラッシュの息子スクワートとドリーの両親についてトーク。ドリーは「でね、あたしの親を探しに行くところなの。大西洋の…ブローチだっけ?」と忘れんぼうぶりを発揮するが、「モロ・ベイの宝石だよ」とニモが優しく訂正。カメの子供たちに「ママとパパの顔を覚えてる?」と聞かれたドリーは「全身が青っぽかった気がするの。で、ところどころ黄色!」とおとぼけ発言をするが、ニモはすかさず「たぶんそうだよ!」と優しくフォローする。

前作に続き日本語吹き替え版でクラッシュの声を演じるのは、海外ドラマ『24』のジャック・バウアー役をはじめ、『名探偵コナン』の毛利小五郎役の二代目などで知られる人気ベテラン声優の小山力也。続投について小山は「イエ~~イ、今回も最高~、サイコ~~! みんな、波乗り気分で観てくれよなあ~っ! ドキドキわくわく、いっぱいだぜ~っ!」と"クラッシュ語”で喜びを表現した。


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