リベルタはこのほど、在日外国人を対象に「日本の美意識・文化」に関する意識調査を実施し、結果を公表した。同調査は4月27日~5月2日、全国の20~50代の在日外国人男性170名を対象に行われた。

「あなたは裸足(はだし)が好きですか」(単一回答・n=170)

「あなたは裸足(はだし)が好きですか」と対象者に質問したところ、61.8%が「とても好き」「まあまあ好き」と回答した。逆に「嫌い」「まあまあ嫌い」と回答した人は7%という結果となり、裸足の文化は外国人にも広く浸透していることがわかった。

また、「日本の好きな文化を教えてください」と聞いたところ、1位は「畳」(40.6%)となり、次いで「制服」(29.4%)、「ふとん」(22.9%)という結果となった。

「日本の好きな文化を教えてください」(複数回答・n=170)

また、「現在住んでいる家に畳がありますか」と質問したところ、47.1%が「ある」と回答。「ないけど興味がある」と回答した人は12.9%で、計60%の人が畳への関心が高いという結果となった。

「現在住んでいる家に畳はありますか」(単一回答・n=170)

日本での失敗談を聞いたところ、「靴を脱ぐ場所をいつも間違える」「穴が空いた靴下を履いてしまい、飲食店で和室の部屋に案内され、足の光景が見られそうでした」「靴を履いたまま畳に上がった」「サウナに靴で入った」など、裸足にまつわるエピソードが多く挙がった。

外食をする際に選んでしまう席のタイプを聞いたところ、「靴を履いたままのテーブルタイプ」と答えた人が79.4%という結果になり、裸足への関心の高さと裏腹に、外出先で靴を脱ぐ人という人は少なかった。テーブルタイプの席を選ぶ理由としては、「足のニオイが気になる」(35.6%)という回答が最も多かった。

「あなたが外食をする際に選んでしまう席のタイプを教えてください」(単一回答・n=170)

「外食する際に『靴を履いたままのテーブルタイプ』を選ぶ理由を教えてください」(複数回答・n=135)

また、マイナビニュースが会員400人に「畳とフローリング、どちらが好きか」を聞いた調査では、「畳」は35.5%で少数派だった。フローリング派からは「畳はダニが湧いた経験があるので嫌です」「畳は温かみがあって嫌いではないが、家具を置く際に跡が残ったり、手入れが大変」などの意見が上がり、畳派からは「畳の方が横になりやすいから」「寝転がった場合、フローリングより身体への負担が少ない」などのコメントが寄せられた。
(→調査結果はこちら)