カシオ計算機は19日、フルメタル電波ソーラーウオッチ「OCEANUS」(オシアナス)の新製品として、GPSハイブリッド電波ソーラー搭載モデル「OCW-G1100C」を発表した。世界限定1,500本で6月10日に発売する。税別価格は300,000円。
OCW-G1100Cは、2016年3月にスイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2016」にて、カシオのブースで初披露となったモデルだ。当時、日本での発売時期と価格は未定だったが、正式に発表された。
ベースモデルは「OCW-G1100」で、今回のOCW-G1100Cでは、地球を取り巻く成層圏から宇宙へと続く美しい色の変化を表現。雲のホワイト、青空のブルー、宇宙のブラックをカラーテーマとして、フェイスやベゼルのグラデーションを演出している。
ベゼルにはUTC(世界協定時)からの時差を表記し、時差のプラス部分をブルー、マイナス部分をブラックとした。このブルーとブラックは、新たに開発された2色成形セラミックベゼルだ。文字板はブルーとホワイトのグラデーションで、2時側の白蝶貝は真珠母雲を表す。流星をモチーフにしたという秒針の針軸には再結晶ブルーサファイアを用い、秒針のゴールドカラーがアクセントになっている。ワールドタイムとホームタイムの切り替えなどにおいて、素早く、そして緩急をつけた針の動きも見どころだ。