アイ・オー・データ機器は18日、広視野角のADSパネルを搭載する23.8型や27型など、液晶ディスプレイ3モデルを発表した。6月上旬に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別22,800円前後から。

LCD-MF271EDB/B

LCD-MF271EDB/B

「LCD-MF271EDB/B」は、液晶パネルにADSパネルを搭載する27型ワイド液晶ディスプレイ。視野角が上下 / 左右ともに178度と広いため、見る位置や角度による色やコントラストの変化が少ない。特徴として、ディスプレイの位置を柔軟に調整できるフリースタイルスタンドを採用。スタンドのチルト角度は上23度 / 下5度、スイーベルは左160度 / 右160度で、右回転のピボットと130mmの高さ調節も行える。このほか、フリッカーレス設計によりバックライトのちらつきをなくし、ブルーリダクション機能でブルーライトを5段階で低減する機能も搭載する。

主な仕様は、画面サイズが27型ワイドの非光沢(ノングレア)ADSパネル、解像度が1,920×1,080ドット、視野角が上下 / 左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms、オーバードライブオン時で6ms(ともにGTG)。1.5W+1.5Wのステレオスピーカーを搭載する。

映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW643×D245×H426~556mm、重量は8.0kg(スタンドあり)。店頭予想価格は税別33,800円前後。

LCD-MF244ED/Bシリーズ

LCD-MF244EDW/B

LCD-MF244EDB/B

「LCD-MF244ED/B」シリーズは、オフィスで長時間使用することを念頭に設計された23.8型ワイド液晶ディスプレイ。ブラックとホワイトの2色を用意する。独自機能として、一定時間連続使用すると警告がディスプレイに表示される「VDTモード」を搭載。長時間作業を避けるのに役立つとしている。また、PC起動時に配慮事項をメッセージで表示したり、一定時間ごとにメッセージを表示することも可能。本体内蔵の機能なので、MacやLinuxでも動作する。

画面サイズ以外の基本仕様や機能は「LCD-MF271EDB/B」を踏襲。スピーカーは1W+1Wに変更されており、スタンドのチルト角度は上が22度に、高さ調節が108mmまでとなっている。本体サイズはW557×D226×H393~501mm、重量は5.7kg(スタンドあり)。店頭予想価格は税別25,800円前後。

LCD-MF223E/Bシリーズ

LCD-MF223EW/B

LCD-MF223EB/B

「LCD-MF223E/B」シリーズ」は、画面サイズが21.5型ワイドのモデル。ブラックとホワイトの2色を用意する。フリースタイルスタンドの採用など、画面サイズ以外の基本仕様や機能は「LCD-MF271EDB/B」を踏襲。なお、本モデルはADSパネルではないが、視野角は上下160度、左右170度と広くなっている。

スピーカーは1W+1Wに変更されており、スタンドのチルト角度は上が22度に、高さ調節が108mmまでとなる。本体サイズはW507×D226×H404~512mm、重量は5.0kg(スタンドあり)。店頭予想価格は税別22,800円前後。