京浜急行電鉄はこのほど、台湾鉄路管理局(台鉄)との友好鉄道協定の一環として、台鉄の電車に京急線の赤い車体をイメージしたラッピングを施すと発表した。5月12日に台鉄南港駅で出発式を行い、約半年間にわたって運行するという。

台鉄で運行する赤い電車のラッピングイメージ

ラッピング列車として運行するのは、台鉄のEMU700形通勤列車1編成(8両編成)。10月12日まで、台鉄西部幹線(宜蘭~台北~彰化間)の区間車(普通電車)として運行する予定。列車運行開始に合わせ、2015年9月から台北駅コンコースに掲出している友好鉄道協定PRパネルのデザインも一新する。

京急電鉄でも現在、台鉄列車の外観を模した青いラッピング列車1編成を運行中。当初は3月26日で終了する予定だったが、ラッピング列車を見るために訪日する台湾からの旅行者もいるなど好評を得ていることから、運行期間を6月初旬まで延長している。