Hulu・LINE MUSIC・dマガジンが1位 - 定額制サービス利用実態調査、MMDから

MMDLaboは5月6日、同社運営のMMD研究所から、動画・音楽・電子書籍の3分野における「定額制サービスの利用実態調査」を発表した。

スマートフォンの利用者8,271人のうち、定額制サービスについて「現在利用している」「過去に利用したことがある」と答えた人(定額制サービスの利用経験者)の割合は、音楽サービスが24.6%、動画サービスが22.1%、電子書籍読み放題サービスが15.3%だった。

定額制動画配信サービスを使っている646人が「利用したことがある」と回答したのは、Huluが43.3%で最も多かった。dTVが33.9%、プライム・ビデオが27.2%と続く。メインで使用している動画配信サービスの上位3つも、Hulu、dTV、プライム・ビデオだった。また、23.5%がトライアル(無料)、76.5%が有料で利用している。

属性別に見ると、社会人はHulu、学生や専業主婦はdTVの利用者が多い。利用期間について、最も多かったのは「1カ月～3カ月未満」(18.4%)。「半年～1年未満」は17.0%、「3カ月～半年未満」は16.7%だった。

定額制音楽配信サービスのユーザー(703人)が最も多く「利用したことがある」と回答したのはLINE MUSICで、36.3%を占めた。2位はApple Musicで29.3%、3位はAWAで24.0%だった。また、57.2%のユーザーがトライアル(無料)で利用していた。

属性別では、学生の73.0%、専業主婦の58.0%、社会人の42.2%が「トライアル(無料)」のユーザーであると回答。利用期間に関しては「～1カ月未満」が最も多く25.3%、次いで「1カ月～3カ月未満」が21.3%となった。

定額制電子書籍読み放題サービスのユーザーが、最も「利用したことがある」と挙げたサービスはdマガジンで、割合は42.0%。2位はコミックシーモア、3位はYahoo!ブックストア読み放題となった。また、60.1%のユーザーは有料で利用していた。