手塚治虫文化賞のロゴ。

第20回手塚治虫文化賞の贈呈式が、5月29日に東京・有楽町朝日ホールにて開催される。手塚治虫文化賞の事務局は、この贈呈式への参加者を募集中。

当日は賞の授与や受賞者からの挨拶のほか、浦沢直樹と糸井重里の対談「漫画家という仕事~描線ということば~」や西原理恵子としりあがり寿の画力対決を実施。参加希望者は必要事項を明記し、5月11日までにメールもしくはFAXにて申し込もう。定員は400名で、申し込み多数の場合は抽選を行う。応募の詳細は特設サイトにて確認を。

朝日新聞社が主催する手塚治虫文化賞は、日本のマンガ文化の発展と向上に大きな役割を果たした手塚治虫の志を継ぎ、マンガ文化の発展に寄与することを目的として1997年に創設されたマンガ賞。第20回となる今回は選考委員の投票で選出された、野田サトル「ゴールデンカムイ」、久住昌之原作による谷口ジロー「孤独のグルメ」、末次由紀「ちはやふる」、高浜寛「蝶のみちゆき」、一ノ関圭「鼻紙写楽」、あずまきよひこ「よつばと!」と、専門家や書店員による推薦で第1位を獲得した高野苺「orange」の計7作品がノミネートされている。結果は4月27日に朝日新聞紙面で発表される。