ドコモ・ヘルスケアはこのほど、「みんなの『からだデータ』白書2016」の結果を発表した。同調査は、同社のポータルサイト・アプリ「WM(わたしムーヴ)」と商品「ムーヴバンド2」を利用する10代以上の男女1,923名のデータを分析したもの。分析対象期間は2015年1月1日~12月31日。

1日の平均移動距離(恋人の有無別)

恋人がいる人といない人で1日の平均移動距離を比較したところ、恋人がいる人の場合は3.9km、恋人がいない人の場合は4.2kmと、恋人がいない人のほうが1日あたり0.3km多く歩いていることがわかった。

続いて出身地ごとの平均移動距離を比較すると、東京出身者は4.5km、大阪出身者は4.9kmだった。1日あたり0.4kmの差があり、1週間で約2.8km分の差がつく計算になる。

平均移動距離(出身地別)

最後に、年収と調査期間における平均消費カロリーの関係について調査。すると、年収が高いほど平均消費カロリーが多い傾向にあることがわかった。年収の一番高いグループと一番低いグループを比較すると、1日でラジオ体操約2回分の消費カロリーに相当する約40kcalの差が出た。このことから、年収の高い人は健康意識が高い傾向にあることが推測できる。

年収と平均消費カロリーの関係

「みんなの『からだデータ』白書2016」では、曜日別、血液型別、飲酒傾向別、生まれた月などの平均歩数を公開している。