JTBパブリッシングとひたちなか海浜鉄道は、JTBパブリッシングの運営する鉄道アプリ「レールブック」にちなんだイベント列車「レールブック号」を2月20日に運行する。

イベント列車「レールブック号」の運行に合わせ、那珂湊車庫見学会も行われる(写真は2011年撮影)

「レールブック」は日本全国の鉄道路線の乗降りを記録し、ユーザー同士やSNSなどで共有できるアプリ。地域鉄道会社との連携強化に力を入れており、今回は沿線地域の活性化につなげることを目的にイベント列車を企画した。

「レールブック号」は通常ダイヤの列車に1両増結し、オリジナルヘッドマークを掲出した列車で、午前・午後各1便を運行。午前便・午後便とも勝田~那珂湊間の往復運転で、"女子鉄アナウンサー"として鉄道番組に多く出演する久野知美さんと、鉄道ファンで有名なホリプロマネージャーの南田裕介さんが同乗し、鉄道トークを行う。那珂湊駅ではひたちなか海浜鉄道のグッズ販売があるほか、那珂湊本町通り商店街にあるNゲージ車庫で久野さん・南田さんのサイン入り「JTB時刻表」販売も行われる。

同列車は「ひたちなか海浜鉄道1日乗車券」(湊線応援券含む)を購入した上で、スマートフォンで「レールブック」の画面を提示すると乗車できる。往路のみの乗車も可能。

当日はその他、13時からと14時からの2回、那珂湊車庫見学会を開催。「ひたちなか海浜鉄道1日乗車券」(湊線応援券含む)を購入の上、「レールブック」のイベント機能で那珂湊駅を到着駅として登録し、「参加認定証」を画面メモして提示することで参加できる。参加希望者は開始時刻10分前までに那珂湊駅改札口に集合することとなっている。各回定員50名。なお、久野知美さん・南田裕介さんは見学会には不参加とのこと。