歌手のアダム・ランバートは、自身の声に3,000万ポンド(約48億円)もの保険金をかけているのだという。
何かがあって歌声に影響が出て稼ぐことができなくなった時を想定して2012年にこの保険を掛け始めたというアダムは、声で生計を立てていることからこの行動が思慮深いことだと考えているそうだ。「僕の声はパンとバターのように毎日の生活に必須なものだから、それに保険をかけなきゃならないのさ。ジェニファー・ロペスはお尻に保険をかけているだろ? 声で自分は生計をたてているからね」と語った。
そんなアダムは、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーとともに行ったツアーを成功させており、今の自身のいる状況について、「こんな状況がこれほど長く続くとは予想していなかったんだ。ブライアン・メイとロジャー・テイラーがただ僕に本当によくしてくれていて、協力してくれるし、曲についてもいっぱい自由を与えてくれているんだ。全てを望むことはできないよ」と話す。
クイーンとアダムは、今年6月に開催される英ワイト島音楽祭のヘッドライナーを務めることが決まっており、以前ブライアンは故フレディ・マーキュリーもアダムが歌うクイーンの曲を気に入るだろうと称賛。「ワイト島音楽祭でのクイーン出演は、長年先延ばしになっていたことなんだ。俺らの人生のこの時点でそれをチャレンジするなんてどんなに素晴らしいことかって思うよ。アダム・ランバートっていう新しい血が投入されたクイーンは、2016年この伝説のステージをやるぜ。フレディもさぞ気に入っただろうな。待ちきれないね」と胸をふくらませている。
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