海外に滞在していると、日本食が無性に食べたくなることがある。特にみそ汁や肉じゃがなど、定番の家庭料理である「おふくろの味」が恋しくなる人も多いのでは? では、外国人が日本にいる時に食べたくなる、母国のおふくろの味は何だろうか。日本に住む外国人20人に聞いてみた。

Q. あなたにとっての「おふくろの味」(定番の家庭料理)は何ですか?

主食

・「ホットケーキです」(ギリシャ人/33歳/男性)

・「カレーライス」(マレーシア人/31歳/女性)

・「野菜と肉たっぷりのうどん」(モンゴル人/39歳/女性)

・「シェパーズパイ(マッシュポテトで作ったミートパイ)」(イギリス人/31歳/女性)

汁物

・「ボルシチとブリ二(独特なパンケーキ)」(ロシア人/31歳/女性)

・「赤いボルシチ」(ポーランド人/30歳/女性)

・「豚骨スープ」(フィリピン人/35歳/女性)

・「子供の頃、母親がよく作ってくれたモロヘイヤのスープ」(エジプト人/33歳/男性)

・「体をよく温める、レンズマメスープ」(シリア人/35歳/男性)

・「ソトアヤム(スパイスを多く使った鶏肉のスープ)」(インドネシア人/36歳/男性)

・「ポテトスープ」(チェコ人/58歳/男性)

主菜

・「ローストチキン&ニンニク入りのトマトソースパスタ」(フランス人/35歳/男性)

・「マーボー豆腐と揚げ排骨(パイグー/骨付きばら肉)」(台湾人/34歳/女性)

・「豚肉の炒め物」(韓国人/34歳/男性)

・「牛肉トマト煮込み」(中国人/28歳/男性)

・「ペルシャ料理のケバブ」(イラン人/28歳/女性)

・「茶わん蒸し」(香港人/34歳/女性)

全体で最も多かったのは、汁物系。日本人にとってのみそ汁のように、小さい頃から親しんできた味が恋しくなる人が多いようだ。そのほかに、シェパーズパイやソトアヤム、揚げ排骨など、日本ではあまり見られないものもあった。

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