小林幸子、紅白の5トン衣装"ネオ幸子"故障もぶっつけ本番「祈ってて」

 

歌手の小林幸子が30日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルで本番衣装を披露したが、まさかの故障トラブルに見舞われた。

ここから背後の"ネオ幸子"が沈みはじめる 撮影:荒金大介

2011年以来の出場となる小林が披露するのは、ボカロ曲「千本桜」。巨大衣装の迫力から、最近ではネットユーザーを中心に"ラスボス"の愛称で親しまれるようになった。前日に行われた囲み取材では、衣装スタッフを100人規模に増員したことを明かし、翌日に公開することを予告しながら「すごいことになっています」とアピールしていた。

注目された30日のリハーサルでは、白を基調とした超ロングドレスで登場。歌い出しから徐々にせり上がり、背後から"メガ幸子"(小林を模した特大人形)が顔をのぞかせたが、瞬く間に沈んでリハーサルはストップ。みなぎっていた気合も空回りし、小林も思わず「えー!」と驚きの声を上げた。

リハーサル後の囲み取材に応じた小林は、「ビックリしちゃって!」と目を丸くし、「リハで完璧な時は本番で失敗していますから、よかったです」と前向き。原因は「まだ分かりません」と表情を曇らせるが、ぶっつけ本番で挑むという。「祈っててくださいね!」「すごいドキドキ!」「後ろが見えないから、やっぱり怖いですよ」と感情をあらわにしながらも、表情は興奮と期待に満ちている。

それもそのはず、現場には数々のトラブルを共にくぐり抜けてきた顔なじみのスタッフばかり。久々の紅白で「おかえりなさい」と迎えられたことに感激したそうで、それぞれの顔を思い浮かべたのか「みんな、すごく協力的です」「懐かしくてうれしいです」と笑顔を見せた。

ベースは7年前の紅白でも使用した"メガ幸子"。新たに装飾などが施され、全体の大きさは高さ9メートル、幅7.2メートルで、総重量は5トンにもおよぶ。装置が正常に作動すれば、5.5メートルの高さまで昇った小林の背後に"メガ幸子"がそびえ立ち、小林の背中の羽根と背景モニターにニコニコ動画でおなじみのコメント演出"弾幕"が映し出される。

前日の囲み取材では、「ネットユーザーの方々にこれだけ愛されている曲があるということを伝えたい」と語っていた小林。メガ幸子あらため、「紅白の復活とこれから」という思いで"ネオ幸子"と名付けた今回の衣装には、"ラスボス"として応援し続けてくれたネットユーザーへの感謝の気持ちと敬意も込められている。果たして小林の願いは届くのか。大みそかの"ラスボス降臨"に注目が集まる。

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