ハースト婦人画報社はこのほど、ブライダルマガジン『25ans(ヴァンサンカン)ウエディング』にて、「エンゲージ&マリッジリングに関する調査」の結果を発表した。調査は10月9日~13日、同誌女性読者948名を対象にインターネットで行われた。

エンゲージリングの満足後、9.3点

「エンゲージリングについての満足度」

はじめに、既婚者を対象に「エンゲージリングの満足度」について項目別に10点満点で答えてもらった結果、「デザイン(9.4点)」「石の美しさ(9.4点)」「ブランド(8.8点)」「受け取り方(8.2点)」となり、総合的な平均点は9.3点となった。

最も評価が低かった「受け取り方」については、理想のロケーションとして「レストラン」が1位に選ばれており、次いで「夜景の見える場所」「海岸」と続いた。また、ひざまずいてのプロポーズを理想として挙げた人が5%いたものの、実際にそのような受け取り方をした人はわずか1%弱だった。

「2人で探して、彼が選ぶ」と予算UP!?

「エンゲージリングの選び方」

続いて、エンゲージリングの選び方について調べたところ、最もポピュラーな選び方は、「2人で探し、2人で選んだ(46.1%)」で全体の約半数を占め、最も少なかった回答は「2人で探し、彼が選んだ(7.3%)」だった。

「選び方×エンゲージリング平均予算(万円)」

また、この選び方別に、エンゲージリングの平均予算を算出したところ、最も高かったのは、「2人で探し、彼が選んだ」カップル。その平均予算は90.1万円となり、全体の平均額79.6万円よりも約10万円高かった。

未婚者4人に1人がサプライズに憧れ

「選び方の理想と現実」

次に、未婚者を対象に理想のエンゲージリングの選び方について尋ねたところ、「2人で探し、2人で選ぶ(39.8%)」が1位となり、続く2位は、サプライズの「彼が探して、彼が選ぶ(26.5%)」という結果に。4人に1人がサプライズに憧れていることが判明した。

一方、既婚者に対しても同様の質問を行った結果、実際にサプライズで受け取った既婚者は9.2%と少なく、理想と現実に大きなギャップがあることがわかった。先輩花嫁からは、「サプライズを希望するなら、日ごろから好みのブランドやサイズをさりげなく言っておいた方がいい」、「男性が一大決心をして渡すのでよっぽどじゃない限りがっかりしないであげてほしい」といった声が寄せられた。