UQコミュニケーションズは12日、4×4 MIMO技術に対応した、下り最大220MbpsとなるWiMAX 2+ルータ「Speed Wi-Fi NEXT WX02」を発表した。20日から順次販売開始する。直販価格は、2年契約プラン「UQ Flatツープラス ギガ放題」や「UQ Flatツープラス」と組み合わせた場合で2,800円(税別、以下同)。端末のみの販売はない。
4×4 MIMO技術に対応した、NECプラットフォームズ製のWiMAX 2+ルータ。現行機種「Speed Wi-Fi NEXT WX01」の新モデルとなり、連続通信時間が向上したほか、バッテリ残量が少なくなった際に省電力で通信する「バランスモード」を追加し、より長時間通信できるようになった。休止状態からの起動は約5秒。専用アプリと組み合わせることで、スマートフォンやタブレットからのリモート起動も行える。
4×4 MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術とは、データの送信側(基地局)と受信側(ルータ)のそれぞれに4本のアンテナを搭載し、複数のデータを同時に送受信する高速化技術。WiMAX 2+エリアでの通信時に下り最大220Mbps(理論値)の通信速度が可能。
主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、W110×D9.3×H66mm/約95g。Wi-Fi接続時の連続通信時間は、ハイパフォーマンスモード時で約440分、バランスモード時で490分、エコモード時で600分。Bluetooth接続の場合、ハイパフォーマンスモード時で約540分、バランスモード時で630分、エコモード時で720分。同時接続台数は最大10台。準拠するWi-Fi規格は、IIEEE802.11a/b/g/n/ac。
対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS 10.5~10.11。カラーはパールホワイトとマットブラックの2色を用意する。なおマットブラックは27日発売予定。なお、同社が展開している、現行WiMAXユーザーがWiMAX 2+へ契約解除料と端末代金なしで乗り換えられる「おトクに機種変更!」キャンペーンの対象機種ではない。