オレンジページはこのほど、既婚女性を対象に実施した「美容」に関する調査結果を発表した。調査は7月30日~8月7日、オレンジページくらし予報モニター会員の既婚、または子どもがいる女性を対象にインターネットで行われ、883名の有効回答を得た。

結婚出産後「美容にかける時間」が減少

「結婚または出産をする以前に比べ『自分の美容にかける時間』の増減はありましたか?」

結婚や出産というライフステージの変化で、女性の暮らしは大きく変化するもの。そこで「自分の美容にかける時間」がどう変化したのか調べた結果、48.2%と約半数が「減った」と回答。具体的には「メイクの時間(43.5%)」や「顔のスキンケア(40.4%)」、「髪の手入れ時間(38.0%)」が減ったという人が多く、唯一手入れ時間が増えていたのが「ハンドケア」だった。調査では「結婚や出産で大きく減る『自分の手入れ時間』に代わって増えるのが『家事= 水仕事』と考えれば、『ハンドケア』時間の増加は必要に迫られた結果」と分析している。

年がバレる3大パーツは「首・ほお・手」

「若作りしても年齢が最も現れてしまうのはどこ?」

次に、若作りがバレる顔やからだの部分について聞いたところ、「首(20.4%)」「ほお・法令線(17.2%)」「手(15.4%)」と、メイクでごまかしがきかない3大パーツが上位となった。

手、指先や爪がきれいだと「見ていて気分がいい」

1年以内に自分で行ったケアは「ハンドクリームなどで保湿をする(81.5%)」が最も多く、「爪専用の化粧品でケアする」は10.2%にとどまった。家事に追われる中、ハンドクリームをこまめに塗ってケアしているものの、「爪」の手入れまでは行き届いていない実情がうかがえた。

「手、指先や爪がきれいだとうれしいことはなんですか?」

しかしながら、「手、指先や爪がきれいだとうれしいことはなんですか?」という質問では、「自分が見ていて、気分がいい(64.6%)」が圧倒的1位に。次いで「手肌に清潔感が生まれる(39.2%)」「手が若々しく見える(38.7%)」と続いた。