『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)の予告編が20日、公開された。

新ヒロイン・レイ(右)と新ドロイド・BB-8

新たなる3部作の1作目となる本作の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から30年後。公開された2分16秒の予告編では、新たなる愛のドラマを紡ぐ新キャラクターの背景の一部が明らかになった。

映像の冒頭で登場するのは、デイジー・リドリー演じる新ヒロインのレイ。宇宙船を捜査するシーンからスタートし、ジャクーの砂漠を新ドロイドBB-8と歩き、「私は何者でもないわ」と意味深な発言をする。続いて、ストームトルーパーの格好をしたフィン(ジョン・ボイエガ)が登場。「俺はこのために生きてきた。だけど戦う目的がない」と迷いを口にし、ストームトルーパーのマスクを脱ぐ。

さらに、本作の悪役で十字型の赤いライトセーバーを持つカイロ・レン(アダム・ドライバー)が、朽ち果てたダース・ベイダーのマスクの前で「私があなたを受け継ぐ」と、ダース・ベイダーを彷彿とさせる電子音の声で誓うシーンも映されている。

また、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)がレイとフィンに「すべて真実だ」と伝えるシーンに続いて、「目覚めよ」というテロップが登場。声の主は明かされていないが、「暗黒面(ダークサイド)もジェダイが実在する」と語られる。ハン・ソロが、悲しみに満ちた表情のレイアの抱擁するシーンや、激しい戦闘シーンも収められ、期待の高まる映像となっている。

ルーカスフィルム共同会長でプロデューサーのキャスリーン・ケネディは、本作について「テーマは"家族の物語(サーガ)"であり、家族が世代を経るごとに繰り広げられる"愛と喪失"のドラマです」と説明。「今までのエピソードの単なる続編ではありません。見たことがない人にはシリーズの始まりの物語であり、あらゆる人に、『スター・ウォーズ』の新たなる世界を切り開く作品、それが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』です」と語っている。


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