マンフロットは10月16日、小型三脚「PIXI EVO」を発表した。開脚角度を55度と80度の2段階から選択できるようになった。発売は10月29日で、希望小売価格は税別5,700円。

PIXI EVO

PIXI EVOは、2013年6月に発売された「PIXI」の進化版。全高200mmとサイズは大きくなっているが、さまざまな面で機能が向上している。まず、三脚の脚部分を5段階に長さ調整できるようになり、開脚角度も55度と80度の2段階を用意。これにより最低高105mmのローアングルに対応するなど、撮影の自由度を広げている。また、縦位置撮影も可能となっている。

カメラの固定は既存のPIXIと同様にプレート下にあるホイールを使う仕組みだが、耐荷重は2.5kgと大幅にアップしている。カラーバリエーションはブラック、レッド、ホワイトの3色を用意している。自重は250g。

なお、マンフロットは同日、都内の本社オフィスで新製品発表会を開催。ジッツォブランドのセンターボール雲台やトラベル三脚などを同時にリリースした。

可動域、対荷重とも従来モデルに比べ向上した

手に持つとこのようなサイズ感(以下、発表会にて撮影)

手前が従来モデルの「PIXI」、奥が新モデルの「PIXI EVO」

PIXI EVOの主な進化点