ラーメン店「博多 一風堂」を展開する力の源カンパニーは10月16日、同店の看板商品という「白丸元味」「赤丸新味」を無料で提供するイベント「振る舞いラーメン祭」を全国30店舗にて開催する。

新しくなった「白丸元味」(画像左)と「赤丸新味」(画像右)を無料提供する

同イベントは、「博多 一風堂」の創業30周年を記念して行われる。10時半~15時の"昼の部"と17時半~22時の"夜の部"の2回に各300杯を用意し、先着順で提供する。

「白丸元味」と「赤丸新味」は同店の定番メニューとなっているが、30周年を機にスープ、麺、チャーシューなどを全面的にグレードアップ。同イベントは、新しい「白丸」と「赤丸」の披露の場でもあるとのこと。

とんこつスープは、独自の「熟かさね製法」で味に深みを出し、なめらかでまろやかな味わいに仕上げた「博多絹ごしとんこつ」となった。麺には数種の小麦を独自ブレンドし、福岡県産のラーメン専用小麦「ラー麦」を加えた一風堂専用小麦「風の大地」も使用。「白丸元味」には丸い形状の極細麺「丸刃麺線26番」、「赤丸新味」には角が四角い細麺「角刃麺線22番」を採用し、それぞれのラーメンに最も適した形と味わいとなっているという。

スープのベースとなる「元だし」には、数種類の九州醤油をベースにした秘伝の「一風堂 匠がえし」を使用。このレシピを知るのは、創業者・河原成美氏とわずか数名の「かえし番人」のみだという。また、日々継ぎ足しているという醤油ダレでじっくり煮込んだ「かさね炊きチャーシュー」では、"カタ"と"バラ"の2種類の部位を使用している。

ほかにも、「赤丸新味」の香油と辛味噌も刷新した。数種類の野菜から香りを抽出した香油にはエキストラバージンオリーブオイルを調合し、「オリーブ香油」としてリニューアル。辛味噌では5種類の唐辛子にヤンニンジャン、豆板醤などを加え、ごま油で風味をプラスした。

なお、同イベントを実施する30店は、「博多 一風堂」公式サイトにて公開されている。