日本Shuttleは9日、HDDやSSDを最大4ドライブ搭載可能な小型ベアボーンキット「Shuttle XH170V」を発表した。CPUはTDP65Wまでの第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)に対応する10月16日から発売し、店頭予想価格は28,700円前後。
従来モデル「XH97V」の後継となる3リットルサイズのコンパクトベアボーン。オプションでVESAマウントキット(75mm/100mm)や縦置きキットを用意している。
2種類のドライブベイを同梱しており、1つはスリム光学ドライブ+2.5インチHDDベイ。オープンベイにスリム光学ドライブ、シャドウベイに2.5インチドライブを2台取り付けでき、2台のストレージによるRAID構築も可能。対応RAIDモードはRAID 0 / 1。もう1つは3.5インチHDDベイで、M.2スロット(SATA接続)も搭載するため、M.2 SSDを搭載することで最大4ドライブ構成にできる。
そのほか主な仕様は、CPUソケットがLGA1151、チップセットがIntel H170 Express、メモリスロットがDDR3L-1600 SO-DIMM×2基(最大16GB)、ストレージがSATA 6Gbps×3、M.2(TYPE2280)×1。拡張スロットは、PCI Express x4×1、Mini PCI Express×1(ハーフサイズ×1)。グラフィックスはCPUに依存し、電源は90WのACアダプタを使用する。
主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、eSATA×1、HDMI×1、DisplayPort×2、ライン入出力など。本体サイズはW200×D240×H72mm、重量は2.2kg。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10、Linux。