「俺物語!!」完成披露の様子。左から坂口健太郎、鈴木亮平、永野芽郁、河合勇人監督。

河原和音、アルコ原作による実写映画「俺物語!!」の完成披露試写会が、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて本日10月6日に行われた。

試写会には剛田猛男役の鈴木亮平、大和凛子役の永野芽郁、砂川誠役の坂口健太郎、監督の河合勇人が登壇。鈴木はラグビー日本代表の活躍を引き合いに出し「日本にもついにゴツい男、“ゴツメン”の時代が来たんじゃないかなと思います。猛男は男の中の男、ゴツメンの中のゴツメンです!」と自身が演じたキャラクターをPRする。初めての舞台挨拶だという永野は「自分自身観ていても恋がしたくなるし、キュンキュンできる。感動もできるんだけどそれ以上に笑える部分もたくさんある」と、坂口は「暖かい幸せな作品になったと思います」と作品についてそれぞれ語った。

続いて鈴木と坂口は、「卒業式後の教室に好きな子と2人きり」という設定でそれぞれ寸劇を行い、どちらが魅力的な告白ができるかを競う“漢気告白対決”を実施。2人の相手役および判定員は永野が務めた。先攻の坂口は、帰ろうとする永野に声をかけ、「……好きだ」と照れくさそうに告白。これを受け永野は「こういう告白も面白いなと思いました」とコメントする一方で、監督からは「ちょっと長かったので間延びしましたね」とダメ出しが。

後攻の鈴木は「僕は猛男でいきます」と宣言し、「卒業式……素敵だったな」と永野にぽつり。そしてしばしの沈黙の後、鈴木が少しずつ息を荒くしながら「永野! 俺達はもう、良い友人なんかじゃない。永野! 好きだああああああああ!」と勢いよく叫ぶと、客席からは大きな拍手が。鈴木はこの告白方法について「猛男と大和は同じ学校ではないので、こういうシチュエーションがないんです。もし同じ学校だったらこういうのも考えられたんじゃないかな」と説明した。永野による判定の結果は、鈴木の勝利。永野は「『たけおくん!』ってつい呼んじゃうくらい漢気があふれていて、すぐに決まりました!」とコメントした。

その後鈴木が体重を30kg増やして撮影に挑んだことにちなみ、30kg分の巨大マカロンタワーが壇上に。増量について問われた鈴木は「とにかく食べてばかりでしたね。夜に寝ているときに消化してしまうので、アラームをかけて一度起きて、食べてからまた寝るんですよ」と苦労を明かす。最後に鈴木は「僕たちの力をすべて注いで作りました。すべての方に笑って泣いてキュンキュンしてもらえるような作品になりました!」と力強く語り、舞台挨拶を締めくくった。

映画「俺物語!!」は10月31日に全国東宝系にてロードショー。発売中の劇場限定前売券には特典として、月めくりの「猛男の本気カレンダー」が付属している。