ユニクロはこのほど、ヒートテック素材を使用した「ヒートテックコレクション」の販売を順次開始した。

左から、「ヒートテックストレッチハーフジップタートル(長袖)」「ヒートテックストレッチフリース T(長袖)」

今シーズンは、ヒートテック素材を採用したアイテムを従来のインナーウエアに加え、ボトムスやニット、フリースなどに拡大。「ヒートテックコレクション」として、過去最多の320型で展開する。

ヒートテックの発熱・保温といった機能性をアウターウエアやグッズにも応用することで、頭からつま先まで全身をあたため、着ぶくれせずに秋冬のコーディネートを楽しめるという。

左から、「ヒートテックストレッチノータックパンツ」「ヒートテックスリムフィットジーンズ」

メンズのラインアップには、ヒートテックボトムスが新たに加わった。カイハラ製の生地を使用したジーンズと、スリムなシルエットのチノパンツを用意。

ウィメンズでは、今年人気のガウチョパンツや、ケーブルニットが登場。そのほか、ハーフジップタイプやストレッチタイプのフリースも新たに展開する。

左から、「ヒートテックリブタンクトップ」「ヒートテックリブ Uネック T(長袖)」

また、リブ素材のウィメンズヒートテックなど、インナーウエアでありながら1枚でも着ることができるアイテムも取りそろえる。

そのほか、人気ランジェリーブランド「プリンセス タム・タム」とコラボレーションしたヒートテックや、ディズニーキャラクターデザインのヒートテックなども登場する。

左から、「ヒートテックエクストラウォームクルーネック T(長袖)」「ヒートテックエクストラウォームタイツ」(キッズ)

なお、ヒートテックのインナーウエアは素材も進化させたという。まず、保湿成分「椿オイル」をウィメンズだけでなく、メンズとキッズにも新たに採用(メンズヒートテックエクストラウォーム、キッズヒートテックエクストラウォームは除く)。また、メンズは編み方を変えることで、生地の縦横方向の伸び率を約1割向上させ、フィット性や着脱性を高めたとのこと。

ウィメンズは、原糸の一部であるアクリル繊維を直径で約2割細くし、編み設計を変更した。それによって、生地表面のなめらかさが約2割向上し、さらなる肌触りのよさを実現したとしている。

また、ヒートテックより約1.5倍(同社比: 衣類の熱抵抗を表すCLO値を元に算出)あたたかいインナーウエア「ヒートテック エクストラウォーム」も、肌に触れる裏面を改善。メンズは原糸を約3割細くすることで肌触りをよくし、ウィメンズは、起毛のばらつきを抑えることで、ムレ感の軽減と肌触りを向上させたという。同商品は、これまでメンズとウィメンズで展開していたが、今シーズンからキッズでも販売する。