靴のソールがはがれたらどうします? もちろん買い換えた方がいいのですが、数千円の出費は必至なので、まだ十分履ける靴だったらもったいない! ここでは節約も兼ねて、仕事中に壊れた靴を100円ショップのボンドを使って自分で修理してみた結果をお伝えします。

はがれたのはかかとじゃなくてつま先側のソールです

かかとの修理は、100円ショップでも専用の補修キットが売られていますので、これを使ってみるといいと思います。が、今回はがれたのはつま先側のソール。「最近なんだかやたらつまづくなぁ……」と思ってたら、徐々にはがれていってたんですね。

今回お世話になるアイテムは、ダイソーで売ってたボンド「Gクリヤー」20ml (皮革・布・合成ゴム・硬質プラスチック用。コニシ製)。

パッカリとはがれたつま先のソール。最初は養生テープでくっつけようとしたけど……まったく意味なし!!

ということで、ダイソーで買ってきた100均ボンドの登場。はがれたところに多めに注入していきました。

ボンドを入れすぎてはみ出てしまったので、商品パッケージの厚紙を使って、ちょっと拭き取りました。

商品の説明文には使用上のポイントとして「両面に塗布して5~15分後にはり合わせる」と書かれているのですが、このケースでは物理的にムリなので、そのまま上部とソールを圧着。

ダサいのですが……ソールがくっつくまで養生テープで固定しました (この間、できるだけ動かぬよう、目立たぬよう、デスクワークに徹するのがポイント)。

説明文を見ると15分ぐらいで乾くようなのですが、実際には15分ではユルユルの状態だったので、30分ほどこの状態で乾かしてみました (室温は25度前後)。

接着してから約30分後の状態。何となくイケそうです。ちなみに……ちょっと履き古した靴だったので、養生テープをはがしたら靴の表面まではがれるという悲劇が起きてしまいました…… (乾くまでの固定方法は要再考)。

この修理を行った後、半日ほど歩き回ってからこの原稿を書いているのですが、つま先のソールがはがれることはありませんでした。

実際にやってみてわかったことは、接着剤を多めに、乾燥時間は長めに (30分以上)、固定方法は (靴の種類や状態を踏まえて) よく考えよう……ということです。

あくまで応急処置のつもりでしたが、節約のため、次にソールがはがれるまで、しばらくこの靴を履き続けることにします。

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