ASUSは2日(ドイツ時間)、オールインワンPC「Zen AiO S」シリーズを発表した。23.8型「Z240IC」と21.5型「Z220IC」の2モデルをそろえ、2015年後半の発売を予定する。

「Zen AiO S」シリーズ

2015年6月のCOMPUTEX 2015で製品は紹介されていたが、あらためて詳細が公開された。CPUに通称「Skylake」で知られる第6世代Intel Coreプロセッサを搭載するほか、USB3.1 Type-Cポート、PCI Express x4接続のSSDの搭載に対応する。グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 960MやGeForce GTX 950Mなどから選択できる。また、23.8型「Z240IC」では、オプションでIntel RealSense 3Dカメラの搭載も可能で、「Windows Hello」に対応する。

23.8型の「ASUS Zen AiO S Z240IC」は、ディスプレイ解像度を4K(3,840×2,160ドット)または、フルHD(1,920x1,080ドット)から選択可能で、それぞれタッチの対応/非対応も選べる。CPUはTDPが35Wで低消費電力が特徴である第6世代Intel CoreのTシリーズを採用。Intel Core i3-6100T/i5-6400T/i7-6700Tから選択できる。グラフィックスはGeForce GTX 950M 2GBまたは、GTX 960M 4GB、メモリは最大DDR4-2133 32GB、ストレージは最大512GB SSD/最大2TB HDDの搭載が可能となっている。

21.5型の「ASUS Zen AiO S Z220IC」は、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)のみとなる。選択可能なCPUは、23.8型「Z240IC」と同じくIntel Core i3-6100T/i5-6400T/i7-6700Tで、グラフィックスはIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、またはNVIDIA GeForce 950M 2GB/960M 4GBから選べる。メモリは最大16GB DDR4、ストレージは最大512GB SSD/最大1TB HDDの搭載が可能となっている。

インタフェースは共通で、USB3.1 Type-Cポート×1、USB 3.0ポート×4、USB 2.0ポート×1、IEEE802.11ac対応無線LANなど備える。ワイヤレスキーボードとマウスが付属する。

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