Appleは、多彩な新機能の追加や機能強化が行われた同社音楽制作ソフトウェアの最新バージョン「Logic Pro X 10.2」を公開した。

「Logic Pro X 10.2」では、高機能なサンプルベースシンセサイザーや専用Smart Control、1,000種類のApple Loopsの追加、さらには感圧タッチトラックパッドへの対応など、多岐にわたるバージョンアップが行われた

最新版では、加算、スペクトル、フォルマント、グラニュラ、サンプラー、バーチャルアナログの各種サウンドジェネレータを搭載した高機能なサンプルベースシンセサイザー「Alchemy」が登場。エレクトロダンス、ヒップホップ、ロック、映画音楽など、あらゆるタイプのエレクトロミュージックに対応した3,000以上のプリセットも搭載されている。

また、トランスフォームパッドとX/Yパッドをタブで切り替え可能なAlchemy音源用のSmart Controlや、EDM、ヒップホップ、インディー、ディスコ、ファンク、ブルースなどの人気ジャンルの幅広い音源を含む1,000種類のApple Loopsも追加。加えて、制作した楽曲はApple Music Connectへ直接送信可能となった(Apple Music Connect のアカウントが必要)。

さらに、Logic Pro Xと同様にAlchemyシンセサイザーなどの新機能が追加された「MainStage 3.2」、Alchemy音源用にタブ化された新しいトランスフォームパッドおよびX/YパッドSmart Controlが追加されたiPad用Logic Pro Xリモートコントロールアプリ「Logic Remote 1.2.2」なども同時に配布が開始されている。