女優の相武紗季が、9月18日(21:00~22:54)に放送される向井理主演の日本テレビ系単発ドラマ『磁石男2015』のロケが行われている長野・八ヶ岳野辺山高原の滝沢牧場で取材に応じ、結婚について「29歳から30歳のはざまで、焦るというのを肌身で感じた」と経験を語った。

相武紗季(左)と、向井理

同作は、一目見ただけで、ぴったりの異性を見つけ、男女をくっつけることから"磁石男"と呼ばれる、大庭壮介(向井理)の周囲で展開されるコメディドラマ。昨年6月に第1弾が放送され、好評を受けての第2弾となる。

相武は「30になって、周りがざわつき始めた」と、自らの周囲が、結婚を意識して焦りだした経験を紹介。「30になったら『お見合い登録する』と宣言していた女性も何人もいた」といい、そういった人たちにとって、自らが演じる小日向しおんが手がける婚活イベントや、"磁石男"のような存在があれば「すごく心強い。みんな連れてきてあげたい」と語った。

また、相武は、この作品について「前回撮ったときにもう1回できればいいねと言ってたんですけど、それが実現して、前回と全く同じチームでできるのはすごくうれしい」と喜びを語りながら、「(前作から)しおんがどう成長したかを考えながら、今回は演じたいと思います」と意気込みを語った。

現地では、りょうと松岡茉優も取材に応じた。りょうは、美人なのに男性に逃げられてしまう重い女で、婚活イベントにクレームを入れてくる、キャリアウーマンの大島マリ子役を演じ、自ら「すごい重~い女」と自虐的に紹介。一方で「ピュアな心の持ち主でもある」と擁護し、今作に登場する中で演じてみたい役柄を聞かれても「マリ子がいい」と、愛着を持っているようだ。

松岡が演じるのは、しおんが所属する婚活事業部が赤字になっていることから、それを監視する経理部の社員・北島あゆみ。自ら「小生意気な役柄」と評し、「先輩女優さんたちに食って掛かるお芝居が多いので、心に一つ扉を閉めて頑張りたいなと思います」と、独特な表現で抱負を語った。