ジャストシステムは20日、全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に実施した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年7月度)」の結果を発表した。調査期間は7月30日から8月4日。

Windows 10アップグレートに関する調査

Windows 10は7月29日から無償アップグレードの提供が始まり、8月1日からはPCパーツとセットで購入できるDSP版も販売されている。今回のWindowsユーザー向け調査によると、「Windows 10にアップグレードした」と回答したユーザーは3.8%、「アップグレードする予定」のユーザーは21.1%だった。

一方、最も多かったのは、「Windows 10に興味はあるが当面はアップグレードしない」と答えたユーザーで39.0%。「Windows 10にはアップグレードしない」と答えた17.1%のユーザーを含めると、56.1%と半数を超える。Windows 10の導入について、現状は様子見というユーザーが多いようだ。

そのほかの質問項目から抜粋してみると、まず「これまでに利用したことがあるネット通販サイト」は、78.8%の「Amazon」、76.8%の「楽天」、50.5%の「Yahoo!ショッピング」となった。最も利用頻度が高いサイトは「楽天」が48.0%でトップ。次点に47.2%の「Amazon」が続いた。

「SIMフリー端末」については、すでに「所有している」ユーザーは9.1%、所有していないが「その言葉は知っており、他の人に詳しく説明できる」ユーザーは16.8%だ。「言葉は知っているが、それほど説明はできない」ユーザーは24.3%、「格安スマホと区別がつかない」ユーザーは5.6%、「言葉は知っているが、よくわからない」と答えたユーザーは20.3%という結果になった。「SIMフリー端末」という言葉の認知は進んでいるものの、具体的に理解しているかという点で若干の隔たりが見られる。

なお、SIMフリー端末を保有していないユーザーの中で、SIMフリー端末を「使ってみたい」人は9.1%、「興味がある」人は38.8%、「興味はない」人は35.4%という結果だった。