日本マクドナルドホールディングスはこのほど、2015年7月の月次セールスレポートを発表した。それによると、7月の既存店売上高は前年同月比12.6%減となり、18カ月連続で前年を下回った。下げ幅は前月(23.4%減)より10.8ポイント縮小した。

売上高ほか前年同月比(出典:日本マクドナルドホールディングスWebサイト)

リカバリープランにより客数は改善傾向

既存店客数は同9.3%減と27カ月連続のマイナス。既存店客単価は同3.6%減と13カ月連続のマイナス。全店売上高は同12.7%減と18カ月連続のマイナスとなった。使用期限切れ鶏肉問題や異物混入問題の影響が残り、本格的な回復には至っていないが、リカバリープランの実行により、客数は改善傾向にあるという。

7月は、「野菜を使ったメニューをもっと増やしてほしい」という利用者の声に応え、レギュラーメニューにフレッシュな野菜を加えた「フレッシュマック ベーコンレタスバーガー」「フレッシュ マック チキンフィレオ」「フレッシュマック フィレオフィッシュ」を期間限定で販売。また、同時に100円で購入できる「マックシェイク ミックスベリー」や「マックフルーリー ミックスベリーオレオ」、ファミリー向けにハッピーセット「ポケモン」を販売したほか、コカ・コーラ社とコラボレーションした「コークグラス キャンペーン」では歴代デザイン6種のコークグラスをマクドナルドの商品購入者を対象に+100円で販売した。