8月4日から7日まで北海道・東川町を中心としたエリアで開催された「写真甲子園」において、沖縄県立浦添工業高校が優勝した。同校の優勝は3年ぶり2回目。同時に「町民が選ぶ特別賞」「選手が選ぶ特別賞」も受賞した。なお、本稿下部に同校の写真甲子園・本戦における作品をすべて掲載している。

優勝を喜ぶ沖縄県立浦添工業高校の選手たちと監督。「北海道は沖縄より涼しかった。人を撮る練習を続けていた (ことが優勝につながった)」(キャプテン・宮平愛美選手)

写真甲子園は、高校生が3人1組のチームを組み、複数枚をまとめた組写真で競い合うフォトコンテスト。本戦には全国から選出された代表18校が、写真の町である北海道・東川町に集結した。

本戦は、3日間で各2時間程度の撮影タイムを5回実施。各日ごとのテーマに沿った8枚の組写真によって競われた。審査委員は写真家の立木義浩氏、竹田津実氏、米美知子氏、長倉洋海氏、フォトテクニックデジタル編集長の藤井貴城氏、北海道新聞社解説委員の岩井直樹氏の5名が務めた。

準優勝は香川県立坂出商業高等学校、優秀賞の5校には埼玉栄高等学校、北海道岩見沢高等養護学校、埼玉県立芸術総合高等学校、山口県立下松高等学校 、和歌山県立神島高等学校が選ばれた。本誌では、現地レポート記事を後日掲載する予定だ。

『仕立てる』 沖縄県立浦添工業高校 ファーストステージ作品

『実る』 沖縄県立浦添工業高校 セカンドステージ作品

『日常』 沖縄県立浦添工業高校 ファイナルステージ作品

※ 作品写真、すべて写真甲子園実行委員会提供