oricon MEは、20代男性像に関する意識・実態調査を実施した。

4タイプ一覧

イマドキの男性は大きく4タイプに分類

まず、20代男性267人を対象に6月11日~16日にかけて、ライフスタイルに関する意識調査を実施した。

ライフスタイルに関する42項目の質問を設定して、因子分析を行ったところ、20代男性は「向上心」「人見知り」「流行への関心」「同調意識」「強い他愛精神」「個性を追及」の6つの傾向があることが明らかになった。

さらに上記の6つの因子を使って、クラスター分析(グループ化)すると、20代男性は主に「静かなマイワールドタイプ」「シャイな男気タイプ」「同調的なトレンドタイプ」「イケイケな自己演出タイプ」の4つのタイプに分かれることがわかった。

先輩としては「イケイケな自己演出タイプ」も人気

続いて、7月10日~15日にかけて、20~40代の男女1,000人を対象に「イマドキ20代男性の理想像に関する意識・実態調査」を行った。オフィスにおいて、上記で挙げた20代男性の4つのタイプのうち、「同僚」「先輩」「後輩」には、どのタイプが求められるのか聞いたところ、いずれにおいても、「シャイな男気タイプ」が多かった。

理由を見ると、「自分をアピールはしないが、正義感があるところが良い」「困っている時に一番助けてくれそう」など、正義感の強さや、目立とうとしないところ、人のために頑張るといった性質に好感を持たれる要因になっているようだ。

同僚として最も良いと思うタイプ

全体的には「シャイな男気タイプ」が好まれる一方で、「先輩」のタイプとしては、「イケイケな自己演出タイプ」も支持が高く、特に女性では1番人気になっている。理由として「責任感をもってチームや同僚を引っ張ってくれそう」「自分に責任を持って行動するので後ろをついていっても安心できそう」など、頼りがいのある点を魅力としてあげる声が多かった。

先輩として最も良いと思うタイプ