パナソニックはこのほど、20~50代の女性70人を対象とした「食器洗いに費やす時間とその価値」に関する調査結果を発表した。それによると、女性が考える食器洗いの価値は年間約146万円となった。

食器洗いのストレスが料理にも影響

まず、食器洗いの頻度を尋ねたところ、「1日に2回以上」が91.4%、「1日に1回程度」が8.6%と、全ての女性が毎日食器洗いをしていた。1回当たりの所要時間は平均19.4分で、1日に2回食器洗いをしていると仮定した場合、年間1万4,162分、時間で約236時間、つまり約10日間もの時間を食器洗いに費やしていることになる。

食器洗いから解放されるとしたら支払いたい金額は、1回当たり平均2,005.4円、年間では146万3,942円分の価値がある結果に。また「家事全般」から1日解放されることの価値を金額に換算すると、1日当たり平均1万678.6円、年間では389万7,689円に上った。

食器洗いに関する不満や負担については、「面倒に感じる」が87.1%で最も多く、以下、「時間がとられる(時間がかかる)」が80.0%、「洗う量が多いと憂うつになる」が75.7%と続いた。また、「食器洗いが嫌いなので、ワンプレートのメニューにするなど極力洗い物を減らすようにしている」など、食器洗いのストレスが料理にも影響を及ぼしていたほか、6割が「手が荒れてしまう」ことを不満に挙げていた。

普段の食器洗いで不満・負担に感じるポイントは?

調査期間は2015年6月26日~7月5日。