ダンス・ボーカルユニット、EXILEの松本利夫、USA、MAKIDAIが、年内でパフォーマーを卒業することが22日、わかった。所属事務所の公式ホームページなどで発表された。

左から松本利夫、USA、MAKIDAI

3人は連名で「今、EXILEとしてのひとつの活動を終え、新たな旅へ出るときがきました」と報告し、「EXILEの未開の地を切り開いていくのが僕たちの使命」「EXILEの未来は、新たな地平の先にある。だから今、新たな地平の先をめざす、開拓の旅へ出ます」と宣言。「卒業でも引退でもなく、新たな挑戦です。いつまでも、"僕たちは EXILEだ"という誇りを持って」と伝えた。

それぞれ個別に、今後の活動について説明。松本は「舞台」をEXILEの新たな活動領域として開拓する方針で、「EXILE TRIBEにおける劇団EXILEとは何かを改めて問い直したい、EXILEとして演じることの意味を突き詰めたい」「劇団EXILEを本当の意味でEXILE化させたい」と決意をつづった。さらに、「自分が人生をかけてやる決意の証しとして、劇団EXILE『松組』を立ち上げさせていただきます」と発表した。

USAは「これからもEXILE USAとしてダンスをずっと踊り続けることに変わりはありません」と伝えた上で、「ただ自分がパフォーマンスする場所を、DANCE EARTHという場所、プロジェクトを中心にさせていただきたい」と説明。「ダンスが持つ可能性をDANCE EARTHの活動を通じて世界中の人たちに発信していきたい」と誓った。

そしてMAKIDAIは、EXILEでのさまざまな経験の中で、自分が最も適している役割は「DJ」というポジションだと感じ、「今のEXILE、EXILE TRIBEにとってもDJという役割が必要だと思った」とコメント。「DJとしてプレーヤーだけではなく、MIXして新しい価値を創り出すというエンタテインメントのトータルプロデュースを行っていきたい」と意気込んでいる。

3人はパフォーマー卒業後もEXILEに所属。EXILEの可能性をさらに広げるべく、それぞれの領域を追及していく。