美容・ダイエットなど健康のためのヘルシーな食と、デザートなど嗜好を満たすための食という板挟みの欲求の中で、生活者はどのようにバランスをとっているのか。その実態を調べるため、オリコンでは健康を意識している20代~40代の男女1000名を対象に食と健康に関する意識・実態調査を実施した。

兼用や美容、ダイエットのために日頃行っていること

はじめに健康に対する活発度を知るため、健康や美容・ダイエットのために日頃行っていることを尋ねると「ウォーキング」が37.1%、「ストレッチ」が26.7%。その一方「特に何もしていない人」は28.3%にとどまった。

健康を意識していてもデザートを食べたいという欲求はどうしてもあるのか、食事の後にデザートや甘いものを「食べたくなる」は73.8%に達した。そして「甘いものを食べたいが、カロリーが気になる」に対しては72.8%がYESと回答し、「デザートが健康や美容・ダイエット活動に対する障壁と思う」は73.9%にも上った。また、どの程度健康のため食事に気を配っているか質問したところ「あてはまる」が16.1%、「ややあてはまる」が61.4%で、合わせて77.5%を占めている。

デザートを食べたくなる欲求は、健康や美容、ダイエット活動への障壁と感じる

今回の意識・実態調査では、健康や美容への意識と、デザートを食べたくなるという欲求の板挟みになる現代の生活者の姿が改めて浮き彫りになる結果となったという。 では、食べても健康への影響を抑えられるデザートはどういうものか。オリコンは、全国10代~40代男女1400人を対象に「ヘルシーだと思うスイーツ調査」を実施。

その結果、1位は44.9%の人が上げた「ゼリー」となった。さわやかかつ、低カロリーやカロリーオフ商品も多い点がトップに繋がったと思われるとのこと。