バルミューダは5月27日、スチーム制御と温度管理を行いながらパンを焼き上げるトースター「BALMUDA The Toaster(バルミューダ ザ トースター)」を発表し、予約受付を開始した。バルミューダは今回のBALMUDA The Toasterで調理家電市場へ参入することになる。同社サイトでの直販価格は税別22,900円だ。

BALMUDA The Toaster(左からブラック、ホワイト。発表会会場にて撮影)

BALMUDA The Toasterは、使用前に小さじ1杯分の水を注入し、庫内にスチームを充満させてから加熱するのが特徴のトースター。はじめに庫内にスチームを充満させることでパンの表面をさっくりと焼き上げて、水分を閉じ込める。徹底した温度管理のもと、内部をじっくり温め、最後に焼き色を付ける。こうすることによって、焦がすことなく、表面は香ばしく中身は水分を含んだ、コントラストのある食感に焼き上げるという。

小さじ1杯の水を付属のカップで注入

モード選択のつまみ

時間設定のつまみ

上下に加熱用ヒーターが搭載されており、それぞれのヒーターを独立制御することで、パンを焼くのに最適な温度を細かく管理している。最初に、60℃前後の温度帯でパン内部の柔らかさと風味を復活させ(デンプンのアルファ化)、次に160℃前後でパン表面をきつね色に、最後に220℃で一気にパンを香ばしく焼き上げる。

通常の「トースト」モードのほか、食パンの上に具材をのせた「チーズトースト」や「フランスパン」「クロワッサン」モードを搭載。一般的なトースターのように、ワット数を選択して温度調整を行う「クラシック」モードも備える。クラシックモードでは、300W / 600W / 1300Wを用意。

本体サイズはW357×D321×H209mm、重さは4.3kg。また、5cc分の水を計量できる「5cc カップ」が付属する。色はブラック(K01A-KG)とホワイト(K01A-WS)の2色。一度に焼ける食パンは最大2枚までだ。

調理例のトースト