歌手でタレントのDAIGO(37)が、26日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『幸せ!ボンビーガールSP』(21:00~22:54)に生出演し、『24時間テレビ』のチャリティーマラソンランナーのオファーを「走ります」と承諾した。
19日の放送で、『24時間テレビ38 愛は地球を救う』(8月22日・23日放送)のチャリティーマラソンランナーに指名されたDAIGO。サプライズのオファーだったことから決断を保留し、26日に生放送される2時間スペシャルでその答えを発表することになっていた。
スタジオに拍手で迎えられたDAIGOは神妙な面持ちで現れ、司会の羽鳥慎一アナウンサーの「心は決まったでしょうか」には「はい」と答え、続けて「走っていただけるでしょうか?」と聞かれると、10秒ほどの間をおき、目に涙を浮かべながら「HMで」。
得意の"頭文字ネタ"での発表に羽鳥アナは思わず「ここでですか!?」とツッコミ。出演者からは笑いが起こり、「HM?」という疑問の声を聞いたDAIGOはうなずきながら「走り……ます!」と力強く答えた。
拍手で祝福される中、DAIGOは「最初に思ったのは俺が長距離、24時間走れるのかという不安があった」と振り返り、47都道府県のたすきリレーであることから「さらにプレッシャーが大きくなった」と心境を吐露。しかし、ロケなどで全国の人々から「がんばってね」と声をかけられたことが励みになったと言い、「僕が走ることによって元気が出たとか楽しみにしているとか、そういう意味でニーズには応えたいので、今回走る決断をさせていただきました」と説明した。
また、「こんなに長い一週間は人生で初めてでした」と悩み抜いた決断だったことをうかがわせ、「悩んだからこそ、いろんな人に支えられているんだなとか本当に気づいた部分もあったし、すごく人生の中で濃密な一週間でした」と報告。「今は決断したことをやっと言えたのでよかったと思います」と晴れ晴れとした笑顔を見せ、最後は「ウィッシュ!」といつもの決め台詞で明るく締めた。
そのほか、番組では先週の発表からのDAIGOに密着。DAIGOがボーカルを務めるBREAKERZは8月1日から9月26日まで全国ツアーを行い、『24時間テレビ』の放送日はその真っ只中だが、メンバーのAKIHIDEは「今まで忙しい中でも決して手を抜くことはなかった。そこでマラソンランナーとして『やりたい』という意志があれば、俺らはDAIGOくんのしたいことを後押しする」と温かい言葉を掛けていた。