アスクは21日、Fractal Design製のミドルタワー型PCケース「Define S」シリーズを発表した。サイドパネルが金属製のノーマルモデルと、アクリルウィンドウモデルを用意。5月22日から発売する。店頭予想価格(税別)はノーマルモデルが13,500円前後、アクリルウィンドウモデルが15,000円前後。

ノーマルモデル

アクリルウィンドウモデル

外部5インチベイを省略し、マザーボードトレイの裏側にストレージ搭載スペースを確保。直線的なエアフローを構築できる。搭載ベイ数は内部3.5インチ / 2.5インチ共用ベイ×3基、内部2.5インチベイ×2基。

標準搭載ファンは、前面に140mm×1基、背面に140mm×1基。オプションで前面と上面に140mm(120mm)×3基、背面 / 底面 / 側面に140mm(120mm)×1基を増設できるが、アクリルウィンドウモデルは側面に搭載できない。水冷用ラジエターは、上面に最大420mmまで、前面に最大360mmまで、背面に140mmまで、底面に120mmまでのものを搭載可能だ。

各所に吸音材を装備しており、密閉性を高める「ModuVentデザイン」を採用。付属のプレートをファンスロットに取り付けることで、ケースの密閉性と防音性を高められる。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大425mmまで、CPUクーラーの高さは最大180mmまで、電源の奥行きは300mmまでに対応。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、マイク入力 / ヘッドホン出力。本体サイズはW233×D520×H451mm、重量は9.1kg(アクリルウィンドウモデルは8.5kg)。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。

ノーマルモデル(クリックで拡大)