日本マイクロソフトは19日、Windows 8.1を搭載した10,8型タブレット「Surface 3」を日本国内で販売すると発表した。6月19日に発売し、5月20日より予約の受付を開始する。価格は、メモリ2GB/ストレージ64GBのモデルが税別81,800円、メモリ4GB/ストレージ128GBのモデルが税別91,800円。

Surface 3

Surface 3は、10.8型ディスプレイや、Cherry Trail(開発コード名)世代のIntel Atom x7を搭載したタブレットPC。W267×D187×H8.7mmの本体サイズは、Surfaceシリーズ史上で最薄となる。

米国では2015年3月に発表済みで、5月7日までに世界26の市場で発売している。日本市場では、5月20日より予約を開始し、6月19日の発売を予定する。海外と比べて発売が遅れた一方で、4G LTE対応モデルを世界に先駆けて投入。ソフトバンクモバイルとパートナーシップを結び、同社が提供するネットワークで、通信の検証を行っている。

個人向けには4G LTE対応モデルのみ、法人向けには4G LTE対応モデル、およびWi-Fiモデルを提供する。個人向けモデルは家電量販店やMicrosoft Storeに加え、ワイモバイルショップ、ワイモバイル取り扱い店、ワイモバイルオンラインストアで販売する。デバイス自体はSIMロックフリーで、Microsoft Storeなどで購入する際には回線契約は必須としない予定だという。

主な仕様は、SoCがIntel Atom x7 (4コア/1.6GHz)、メモリとストレージが2GB/64GB、あるいは4GB/128GB、ディスプレイが10点マルチタッチに対応した10.8型ClearType フルHD+(1,920 x 1,280ドット)液晶、OSがWindows 8.1 Update 64bit。また、個人向けモデルにはOffice Home & Business Premium プラス Office 365が付属する。

インタフェースは、USB 3.0×1、Micro USB(充電/データ通信用)、Mini DisplayPort×1、前面カメラ(350万画素 / 1080p)、背面カメラ(800画素 / 1080p / オートフォーカス対応)、microSDメモリカードスロット、Nano-SIMカードスロットなど。

無線機能はIEEE802.11 a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、4G LTE、3G。対応周波数は4G LTEが2.1GHz(Band1) / 1.7GHz(Band3) / 900MHz(Band8)、3Gが2.1GHz(Band1) / 900MHz(Band8)。バッテリ駆動時間は最大10時間。本体サイズはW267×D187×H8.7mm、重量は約622g(4G LTE対応モデル、Wi-Fiモデルは約622g)。スタイラスのSurfaceペンはオプションとなっている。