ASUSTeK Computerは8日、手のひらサイズのデスクトップPC「ASUS VivoMini UN」の新製品を2モデル発表した。4月10日から順次発売し、価格はオープン、店頭予想価格は上位モデルが95,000円前後、下位モデルが40,000円前後の見込み。

ASUS VivoMini UNシリーズ

今回の新モデルは、2014年12月に発売された「ASUS VivoMini UN」シリーズのマイナーチェンジ版となる。主な変更点は、上位モデルの本体カラーがミッドナイトブルーからパールホワイトへ、下位モデルの無線LAN規格がIEEE802.11ac/n/a/g/bからIEEE802.11n/g/bとなったこと。大きな特徴として、スマートフォンやタブレットから無線LANを経由して、ASUS VivoMini UNに接続できる点が挙げられる。ASUS VivoMini UNシリーズの画面をスマートフォンやタブレットに表示、操作することが可能。

上位モデル「ASUS VivoMini UN62」(クリックで拡大)

上位モデル「ASUS VivoMini UN62」(UN62-W-P104R)の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4210U(1.7GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(最大16GB)、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)。OSはWindows 8.1 64bit版。

通信機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0だ。主なインタフェースは、HDMI 1.4a、DisplayPort 1.2a、USB 3.0×4、SD/SDHC/SDXCカードリーダー、マイク/ヘッドホンコンボジャックなど。本体サイズはW131×D131×H42mm、重量は約0.6kg。ワイヤレス日本語114キーボードとワイヤレスマウスが付属する。

下位モデル「ASUS VivoMini UN42」(クリックで拡大)

下位モデルの「ASUS VivoMini UN42」(UN42-M064Y)は、CPUがIntel Celeron 2957U(1.4GHz)、メモリがDDR3L-1600 2GB(最大16GB)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ストレージが32GB SSD、無線LANがIEEE802.11b/g/nとなる。それ以外の仕様は上位モデルとほぼ共通。