エス・アンド・アイはこのほど、ソフトバンクモバイルのLTEに対応したレノボ・ジャパンの10.1型タブレット端末「ThinkPad 10 for SoftBank」をシンクライアント専用端末のラインナップに追加。「ThinBoot ZERO Tablet with LTE」として発売した。価格はオープン。
ThinkPad 10は、レノボ・ジャパンが2014年7月に発表した法人向けの10.1型Windowsタブレット。WUXGA(1,920×1,200ドット)ディスプレイのほか、CPUにBay Trail世代の「Atom Z3795」を搭載するハイスペックなビジネス向け製品で、2014年9月からLTEモジュール搭載モデルを「ThinkPad 10 for SoftBank」として法人向けに販売している。
今回、エス・アンド・アイが提供する「ThinBoot ZERO Tablet with LTE」は、OSにWindows Embedded 8.1 Industryを採用するほか、大規模なシンクライアント環境でも運用管理の負荷を軽減する管理ツールも合わせて用意する。
主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3795(1.59GHz)、メモリがLPDDR3 1066MHz 2GB、ストレージが64GB、ディスプレイが10点マルチタッチ対応10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶、OSがWindows Embedded 8.1 Industry。
通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth v4.0に加えて、SoftBank 4G LTE / SoftBank 4GとNTT ドコモ LTE Xiに対応する。NTT ドコモ LTE Xiを利用する場合は通信キャリアとの契約が別途必要になる。
このほか、インタフェースとして、Micro HDMI出力×1、USB 2.0×1、マイク/ヘッドホンコンボジャックなどを搭載する。本体サイズは約W256.5×D177×H8.95mm、重量は約610g。
また、LTEに対応しないWi-Fiモデルも合わせて用意する。通信機能以外の仕様は共通でこちらも価格はオープン。